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キン肉マン、アニメ化決定!


そんな嬉しいニュースと共に届けられました今週のキン肉マン!


どーも、たけGです。


いやぁ、遂に叶いましたね、キン肉マンアニメ化!



もう、いつの頃からだったでしょう。

Twitterで、“#キン肉マンアニメ化”のタグをつけて投稿するようになったのは。

遅れて参加した僕は、キン肉マン好きの皆さんがこのタグつけて投稿しているのを真似て始めたのがきっかけだったと思いますが、おそらく最初はゆでたまご先生の呼びかけから始まったんですよね。

その思いが実を結んで遂にアニメ化が現実のものへ…


完璧始祖編から新シリーズとしての再開となるのか。

それならばアニメ版旧シリーズの続きとなるのか、もしくは昔のアニメ版関係なく原作の完璧始祖編のアニメ化となるのか。

(どちらのパターンかによって、スグルのお嫁さん問題が出てきますから)

それとも、旧シリーズからリブートしてアニメ化となるのか。

声優さんは神谷明さんをはじめ旧キャストが再結集するのか、それとも新たに一新されるのか。


うーーーん、気になることばかりですねぇ。

早く続報を届けて欲しいものです。


アニメ化の話題ばっかり書いてると本編書けなくなってしまうのでこの辺にしておいて。


前回の流れを駆け足で説明すると、圧倒的強さを誇るザ・ワンに翻弄されるバッファローマン。

だけどその圧倒的な強さの前に挫けるどころか、口元には笑みさえ浮かべて立ち上がる。


頑張れバッファローマン!


と、いうのが前回のお話でした。






今回は話の展開上、大きなネタバレになるようなことはないとは思いますが、その話の展開自体を知りたくなかった!という人にはこの上ないネタバレになってしまいます。


なのでいつものように未読の方はご注意を!


まず本編を読みましょう!





単行本待ちの方もご注意を!


キン肉マン 81 (ジャンプコミックスDIGITAL)






圧倒的、まさに圧倒的な強さの超神、ザ・ワン。


しかしバッファローマン臆することなく立ち上がりました。

口元に笑みさえ浮かべるバッファローマン。

左足でリングを蹴り助走の体勢に入るこの動きは…


必殺のハリケーンミキサー‼︎


バッファローマンの代名詞的な突進技、ハリケーンミキサー。

2本のロングホーンを向けて、ザ・ワンへ一直線。

しかしザ・ワン、そのバッファローマンの必殺技をかわすでもなく、自身の二本の角でもって迎えうつ!


激しくぶつかり合う両者の角、必殺のハリケーンミキサーが止められてしまった!


パッと見、同じ二本の角同士でぶつかり合い、その力は拮抗、互角のようにも見えますが…


さにあらず。


助走をつけた上で突進し、勢いをつけた必殺技にもなっているバッファローマンのハリケーンミキサーに対して、

ザ・ワンはちょっと前屈みになって頭を前に出しただけなんですね。

なんら力を加えていない最初の立った姿勢のままの状態で、バッファローマンのフルスロットルを受け止めているわけで、互角に見えて全くの互角ではない。


更にはその証拠に、角を交差させた状態でバッファローマンの巨体を頭上へと持ち上げる。

それはまさに、カブトムシやクワガタムシなどの甲虫が争うときに力が強い方が相手を持ち上げるのにも似ていて。


そのまま体を捻らせて、ハリケーンミキサーのお株を奪うかの如くバッファローマンを錐揉み状態で放り投げる!


ホーリーロッド・アクセル‼︎


更に追い討ちをかけるザ・ワン。

バッファローマンの背中に角を突き刺した状態でバッファローマンの両腕をロックし、後頭部から石のリングへ叩きつける!


ミザリー・スタンプ‼︎


立て続けに技を食らって苦悶の表情のバッファローマン。


しかしすぐさま立ち上がり、ビッグブーツで反撃する。


苦しくとも勇猛果敢にして弱みを見せない。

相手に効果的にプレッシャーをかけるいい攻めだが…


神たる私には、そんなハッタリは通用しない!


またも助走をつけたバッファローマンのビッグブーツを、不動の姿勢のまま同じビッグブーツで切り返す。


カウンター気味に食らったバッファローマンはよろめくが、ザ・ワンはダウンするのを許さなかった。


希望をもって繰り出した策のひとつひとつを摘み取って潰していく。


心とはこうして折っていくものなのだ、バッファローマン!


天山ばりのモンゴリアンチョップでバッファローマンの首筋を叩きつける。

急所を打たれてよろめくバッファローマン。


私には勝てない。

そう思うようになる時まで、ただ攻め続けるのみ。



バッファローマンの体を海老反りに反らせ、両足をクラッチした上でチョークスリーパーで喉を締め上げる。


エクソシストチョーク!


唯一自由な腕でなんとか振り解こうとするが無理な体勢のためかそれも叶わず、そのまま落とされてしまった!


脱力し、落ちてしまったバッファローマン。

チョークスリーパーで落とされて、そのまま失神。

総合格闘技でよく見る光景。

高田延彦vs.ヒクソン・グレイシーの悪夢を思い出します。

終わりか?終わりなのか?

始まるダウンカウント。


しかしバッファローマン、完全に意識を失ってはいなかった!


こんなもんで、やられはしねーよ。


闘いはまだ…


始まったばかりだぜ!



まだだ!まだ終わらんよ!


まだ心は折れちゃいない!


そうですよねバッファローマン!


今回はキン肉マン第410話の感想でした。


ちょ…

バッファローマン、大ピンチじゃないですか!

ハリケーンミキサーさえも簡単に止められて、その後は徹底的にエグいまでの攻撃を受け続け、しまいにはチョークスリーパーで落とされるという。

バッファローマンが苦戦した試合は今まであれど、序盤でいきなりここまで絶望的な状況というのはなかなか無かったのでは。

完璧超人始祖のガンマンと闘った時でも、パワーで圧倒されながらもここまで絶望的ではなかったと思います。


…思うよね?

ちょっと読み返してみよう。


ザ・ワンの狙いはバッファローマンの心を折ること。

私には絶対に勝てない。

そう思わせてやろうと明言していますね。


殺す気でキン肉マンと戦っていたマグニフィセントとは対照的と言いますか、バッファローマンを殺してやろうとかそう思っているわけではない?

そう思うと、なかなか興味深いですね。


なるほど、前回から見て取れるのはバッファローマンの心の強さ。

自分よりも圧倒的な強さを持つザ・ワンに対してさえも臆するどころか強敵を前にした喜びすら見せていました。

そのバッファローマンの心を折る、ただ倒すだけではなく。

その真意はどこにあるのか。


この男には絶対に勝てない、そういった圧倒的な敗北感を相手に植え付けた上で完璧な勝利を見せつける。

そういった闘いの信条を持っているのかもしれませんが、ザ・ワンに限って言えばそれだけではないような気もしますね。

それこそが、ザ・マンが危惧したバッファローマンとザ・ワンの因縁か何かのような気がします。


まだまだそれは見えてきませんがバッファローマン。


心がポキッとね。


といっちゃうのかなぁ。

行きそうな流れだなぁ。


心が折れて屈してしまうのか、それとも心が折れるも将軍様やソルジャー隊長の声が届いて持ち直す展開になるのか。


いやいや、それ以前にまだまだ心は折れてない!

どんなに痛めつけられても、折れない心を調和の神サマに見せつけてやってほしいものですね。


今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。


アニメ化の続報にも期待したい次回に続きます!