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すごい!無表情なエクスキューショナーの感情が伝わってくるかのような神回でした!

どーも、たけGです。


果敢に攻め立てるも、圧倒的な体格差、パワー差の前に劣勢が続くジェロニモ。

やはり決定的な一撃がないと、エクスキューショナーの牙城は崩せない!

ジェロニモは意を決し、パックリ開いた喉の傷を自らの手で強引に閉じて、反撃のアパッチのおたけび!



と、ここまでが前回の流れでした!


配慮…出来てるかな?出来てないような気がするな…

ネタバレ書いちゃってるかも!みたいなことが当たり前になってきていますが…

というわけで未読の方はご注意を!


まず本編を読みましょう!


単行本待ちの方もご注意を!



見出しの煽り分に思わず反応!


この喉切ってくれてやる!


これって…




君が僕を疑ってるのなら

この喉を切ってくれてやる



Mr.Childrenの名曲の一節を思い出しますなぁ。

使い方はちょっと違いますが、アシュラマンや他の面々がオラの勝利を疑ってるなら、この喉切ってでもやってやるズラよ!


ってな感じでしょうか。


決死の思いでふり出したアパッチのおたけび。


いや、めっちゃ強力なんですけど!


声のパワーでエクスキューショナーの肉体を破壊、左腕を粉砕してしまうという脅威の破壊力!


っていうか、マジすごすぎない⁉︎


アパッチのおたけびをまともに食らってはたまったものではない。


とはストロング・ザ・武道ことザ・マン様のお言葉でしたが、これは確かにまともに食らってはたまったものではないですよ!


…ちょっと、エクスキューショナーの方の防御力の方にも疑問符がつきますが。


かつてジ・オメガマンや、完璧無量大数軍の面々がアパッチのおたけびをくらった時にも、それぞれがおたけびのパワーに圧倒されている様子は見られましたが、肉体がこんなにボロボロに崩れていくまではなかったかと。

サンシャインはホラ、元々が砂の体でしたからね。

音>砂という肉世界における属性勝負で勝ったようなもんでショ。

しかしエクスキューショナーのダメージの受け方を見るに、砂ボディというより豆腐ボディのように見えてしまいますなぁ。


傷ついた喉をまさに振り絞って鮮血とともにおたけびをあげ続けるジェロニモ。

「ジェロニモ!」

「ジェロニモ‼︎」


ともにバベルの塔へ挑んだ仲間たちがジェロニモの名を呼んでエールを送る。


これは熱い!超熱い展開だなぁ!


ジェロニモが味方として、そして敵として憧れた超人たち。

ジェロニモ推しのサンシャインだけでなく。

ロビンマスクが、バッファローマンが、ネプチューンマンが、そして、アシュラマンがジェロニモの名をコールし続ける。

この熱すぎる展開に、ジェロニモは更に力強く声を振り絞る!


しかし、エクスキューショナーもさすがは超神。

残された右手でもって、ジェロニモの口を塞いでおたけびを封じる!

捨て身で放っていた必殺技をも完全に封じられてもはや万事休すかと思われましたが、ジェロニモの瞳は闘志を失っておらず。

粉微塵に砕くことは出来なかったが、目的は十分に果たされた!

ジェロニモの狙いは、超神の前身を覆う膜を破壊することにあった。

それによってカピラリアの力を含んだ攻撃が通じるようになった!


プリズマンより受け継げし、カピラリアの力を纏ったチョップの連打を浴びせるジェロニモ。


効いている!これは効いているぞーーーっ!


猛攻を続けるジェロニモに対して、エクスキューショナーが遂に語り始める。


ここまでの戦いの中でお前が見せてきた、


超人としての機転と勇気。


捨て身の犠牲心。



失わず持ち続けていたようだ。


そのエクスキューショナーの言葉にさしものジェロニモも何か気づいた。


アンタ…もしやーっ⁉︎


そんなジェロニモに対して、これが最後の試練だと放り投げるエクスキューショナー。

先程、ジェロニモに大ダメージを与えた拷問技、エクスキューショナー・シックル・バスターの体勢へ!


ジェロニモへの最後の試練とは、この技を破れるかどうか、この技を凌いで生き残ることが出来るかどうかを試しているのでしょうか。

否、そうではなく、試練へと繋がるのはおそらく、自分の正体を、ジェロニモとの繋がりをジェロニモに気づかせたことにある。

戦っている相手が、自分と深い関係にあるあの方と知って戦うことが出来るのか。

倒すことが出来るのか。

例え相手が恩人だとしても、超人という種の存続をかけた戦いにおける敵として、割り切れる心を持てるのか。


そのエクスキューショナーからの最後の試練に応えるかの如く、ジェロニモはブリッジでもって脱出、そのまま空中で自身の技の姿勢に入る!

それは、テリーマンが得意とするグラウンドの関節技、テキサス・クローバーホールド!

極めた姿勢のままリングへエクスキューショナーの巨体を叩きつける大技!


ニューマシンガンズ・カウベル・スタンピード!


ニューマシンガンズの名を冠しているということは、かつてのタッグ戦で披露することがかなわなかったテリーマンとのツープラトン技なのでしょうか?


ともあれこれで決着!かな?


今回はキン肉マン第361話「運命の喉‼︎の巻」の感想でした。


いやぁ、熱い!本当に熱い回でしたね!

ジェロニモの試合でこんなに熱くなれるなんて、考えたことあったでしょうか。

個人的に1番グッと来たのは、ジェロニモがエクスキューショナーの正体に気づいた時ですよ。

アンタ、もしやーっ⁉︎

と叫ぶジェロニモを前にしたエクスキューショナーの無言の表情。

三角の白目なのに、少し柔らかめに微笑んでいるかのような、エクスキューショナーの表情が伝わってくるかのよう。

無表情なのに感情がほんの一瞬、溢れているように見えるんですね。


ゆでたまご先生のストーリーの組み立てと画力が合致した、まさに神コマだと思います。

いや、いいなぁ、素敵だなぁ。


今回はここまで。

いつかまたここで会いましょう。


ジェロニモと、間際のエクスキューショナーがどんな言葉をかわすのか楽しみで仕方がない次回へ続きます!